2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

傷痍軍人

ゲゲゲを見ていたら戦後の風景を思い出した。ドラマのゲゲゲは戦後少し世の中が落ち着いてから始まっている。しかしゲゲゲもその前は南方で片腕をなくし、戦後捕虜としてしばらく南方に留まっていたはず。日本に帰還できたのは日本軍のほんの一部に過ぎない…

呪 文

昨日のゲゲゲは「悪魔くん」の初回放映の日だった。水木プロや調布の町内会、ゲゲゲの実家が皆テレビの前に集まった。何とあのイカル夫婦?まで水木プロに押しかけてくる。この段階では鬼太郎はまだ「ゲゲゲ」ではない。相変わらず「墓場の鬼太郎」だ。でも…

10倍の脅威あるいは恐怖

夕方ニュースを見ていると中国の豪雨と洪水の映像が流れていた。日本も豪雨に見舞われているが、中国ではもっとスケールが大きく桁違いである。今日は牡丹江の氾濫だ。この氾濫により化学物質の入ったドラム缶が多数流され河川汚染が心配されている。これは…

悪意に満ちた情報

この頃付けっ放しにしたテレビから、悪意に満ちた情報や底暗い情報が垂れ流される。幼児を虐待死させる若いペア、多くの老人が熱中症で死んでいく、アルプスでは登山電車が脱線・転覆。アフガンやイラクでは毎日のように自爆テロが繰り返される。おまけに米…

「つけ麺大王」

先週の日曜日胃をやられて、その後胃の不調と食欲不振に悩まされた。しかし食欲がなくても、それなりのものを食べなければ体力は回復しない。でも日本ソバは食いたくない。(先週ビールと日本ソバとコーヒーで胃をおかしくした)プロントのパスタは美味いけ…

「インナー・トラヴェルズ」

近頃マイクル・クライトンの「インナー・トラヴェルズ」を何気なく読んだ。「アンドロメダ病原体」や「ジュラシック・パーク」の作家なので、多分SFで昔見たディズニーの「ミクロの決死圏」のような話かと思った。しかし彼は以前にこのブログでも書いた「北…

疲弊隊内閣

菅の愚かな一言で民主は沈んだ。過去の内閣で消費税増税を言い出して沈まなかった党はなかったのに、菅はまた同じ轍を踏んだ。何と愚かしい。財務省にそそのかされたのか、あるいは官僚の陰謀か?菅をおだててもう増税の時期ですよと煽り、結果的に民主を沈…

体調不良

最近僕の体調は良くない。糖尿病の投薬は相変わらず続けているが、血糖値は下がってきたが腎臓の数値や目の状態が悪い。それと近頃疲れるので横になる時間が凄く多くなった。まだ66歳とは思うのだけれど、最近五木寛之の「他力」を読んでいたら、五木にとっ…

「ザ・ウォーカー」

昨日久しぶりに川崎シネチッタへ行った。実は先週日曜日女房の希望で桜木町駅前のシネコンに行ったが、映画の本数が少なくしかも見ようとした映画は午前中で終わっていた。「そんなバカなッ!」僕は怒った。仕様がないので近くのワールドトレード・センター…

毒含鼎談

先日阿川佐和子と檀ふみの「ああ言えばこう食う」が面白かったので、二匹目のドジョウを狙って「ああ言えばこう行く」を読んだ。ヤッパリ面白かった。最も出版社も同じドジョウを狙ったのだろうが…。嫁にいけない二人が絶妙の掛け合いをやる。お互いにけなし…

山椒魚の記憶

僕がまだ小学生低学年の頃小樽の家は広かった。路面に面して建てられた家とは別に、家の右裏側に古い倉庫があり古い蔵が並んでいた。左側は細長い庭になっていた。その先には崖があり、崖の下は南小樽駅のホームであった。僕らは良くその崖で遊んだ。その前…

変身―6(エンド)

それから数年たった。僕らの記憶からブンタのことは次第に消えていった。姉夫婦はペットショップからまた子猫を買ってきた。その子猫はまだ生まれて間もなく「ミャーミャー」と可愛く泣いた。ブンタの事は次第に忘れられていった。でも僕は実はマブダチのブ…

変身―5

我が家は次第に追い詰められていった。この辺に巨大な猫あるいは怪物がいるとの噂が立ち、僕はもうブンタを散歩に連れだすことは出来なくなった。それと近々警察も本格的に捜査を始めるかもしれない。そうなると絶体絶命だ。ブンタは単に巨大なだけで、性格…