2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

羊肉の恨み

久しぶりに宮城谷を読んだ。「華栄の丘」というあまり知られていない小説である。彼の中国の古代史に題材をとった小説は面白い。僕も主なものはほとんど読んでいる。彼の面白さは井上靖や司馬遼太郎とも違う。彼の小説の発想は漢字から来ているという。彼の…

39歳のガンバリ

昨日偶然だが6チャンをつけていたら、PPO1回戦「シャラポワVSクルム伊達」をやっていた。伊達は早めに引退して、30代後半に?またコートに舞い戻ってきた。その間に可愛い?旦那も貰った。いかにも伊達らしい。しかし技術は衰えていないがスタミナが続かない…

「♪ドンガチャッカ」 

昨日伊勢崎町商店街を歩いていたら、前方から打楽器の音が聞こえてきた。その音は「♪ドンガチャッカ ドンガチャッカ」の単純な繰り返しだった。その内その音は「♪ナンダサッカ コンナサッカ」と聞こえてきた。そのまま歩いていくと人だかりがしている。近寄…

「緊急の場合は」

つい最近マイクル・クライトンの「緊急の場合は」を読んだ。タイトルからするとクライトンが製作総指揮をした「ER緊急救命室」のような小説かと思った。しかし内容は違った。アメリカの女性の堕胎に関する話であった。ご存知のようにアメリカでは堕胎は違法…

腰砕け?

昨日の午後突然テレビで中国人船長の釈放のニュースが流れた。しかし内容的には不可解なものだった。釈放したのは那覇地検だった。しかも不可解なコメントつきで。「この事件の国民への影響や今後の日中関係を考慮して」というものだった。那覇地検が何故政…

なりふり構わず

益々加熱する尖閣問題。加熱しているのは中国の方だ。温家宝がニューヨークで日本を脅す。日本は冷静を装う。前原は淡々と国内問題だと話す。しかしそれでは中国が困る。尖閣が日本の領土である事を世界に認知させる事になるからだ。今や中国はなりふり構わ…

温家宝の仮面

今春日本を訪問した温家宝は、日本で平和外交を展開した。まるで好々爺のように笑顔を振りまき、日中の友好促進を称えた。しかしこの時僕はブログで確か、中国の笑顔の裏には恫喝が隠されていると言った。その時西沙諸島、南沙諸島の領土問題にも触れた。中…

モラルの喪失

今日は医者に行くので午前中にバスに乗った。年寄りたちで結構混んでいる。僕は空いている席に腰掛けた。僕の前の席に結構年配の婆さんが座っていた。2人がけの席の通路側に。次の停留場で中年のオバサンが乗ってきた。そして僕の前の席に座ろうとして「奥に…

瞑想する猫

瞑想する猫とは我が家の家猫ブンタの事である。彼はソロソロ老年に達しようとしているのかも知れない。歩く時少し腰が落ちている。何となくみっともない。しかし本棚の上に飛び上がる時はまだ十分跳躍力を持っている。そして本棚の上、天井ギリギリのところ…

気候・気象変動

台風11号が沖縄東方で発生し既に台湾を直撃しようとしている。このままいくとまた中国に上陸、揚子江に大雨を降らし大被害になるだろう。チョツト前には松花江が氾濫し有害物質が大量に流された。それは黒竜江を経てオホーツク海、日本海に拡散される。前回…

ソグド人の悲劇―2

13世紀始めソグド人がチンギス・ハーンに襲われたのには事情がある。西の大国ホレズムに送った450人の通商使節団が、オラトル守将のガイルカンにより商品は略奪され、使節団は全員処刑されてしまった。砂漠の民は時々略奪行為を行う。それがどんな結果を産む…

ソグド人の悲劇―1

ソグド人は古代中央アジア(西トルキスタン)で活躍した民族である。井上靖は多くの西域小説を書いているが、彼は実際生前西トルキスタンを3回、東トルキスタンを3回歩いている。西は旧ソ連の許可により、東はそれより遅れ中国の許可により訪れた。大体井上…

大差か僅差か?

昨日の民主党代表選挙で、菅が721ポイント、小沢が491ポイントの大差で再選を果たした。(230ポイント差)しかしその内訳を見ていくと中々きわどい。つまり大差が付いたのは党員・サポーター票で249ポイント:51ポイント。これは国民の声に近い。(但し人数的…

尖閣諸島

今朝は幾つかの局で尖閣諸島問題をやっていた。中国の対応があまりにもあざといので、日本のボケテレビ局もとうとう取り上げざるを得なくなったのか?尖閣諸島は歴史的経緯から見ても明らかに日本の領土である。それを中国は漁業権や地下資源の問題から急に…

ハイランダー

「ブレイブハート」はスコットランド独立の英雄ウィリアム・ウォレスの物語だ。著者は同国出身のアメリカ人ランダル・ウォレスだ。ヒョットすると彼の子孫かも知れない。この小説はメル・ギブソンの監督・主演で映画になった。僕はテレビも含め3回位見ている…

「イトツ」の死

今日のゲゲゲで「イトツ」が死んだ。80数歳で眠るように逝った。羨ましい人だ。シッカリ者の「イカル」の庇護の下、楽しくいい加減に生きた人だ。早稲田を出て田舎の名士だったが、結局映画も演劇も小説もものにならず、それでも死ぬ間際までシナリオを書き…

カワウの困惑

近頃カワウが大量発生して?漁業被害が甚大だそうだ。ニュースでは時々ムクドリの群れ?で市民が迷惑しているというニュースを見かけるが、カワウとは以外である。カワウは鵜飼でも使う利口な鳥である。しかもかなり大型だ。今年の春僕は大岡川の散歩でカワ…

灯台下暗し

昨日のNHKの「クローズアップ現代」で「外国資本による日本の森林の買収」という番組をやっていた。日本は世界に誇る森林国である。日本の2/3が森林で70%以上が山林である。日本は世界第二の森林国だ。(世界一はフィンランド)僕は今まで企画やブログでよく…

停滞と停止

日本の人口がジリジリ減っていく。しかしこの小さい国土に1億2800万人弱は決して少なくない。江戸時代は2500万人位だった。(つまり江戸時代の5倍強に増えている)しかし少子高齢化と言われるように、子供は減り年寄りが増えている。2008年統計では人口1億28…

「ニコラス・ケイジ」

先週ニコラス・ケイジの「魔法使いの弟子」を見てきた。僕は彼の映画がくるとどうしても見てしまう。僕は彼の大ファンだ。あのとぼけた所が何ともいえない。彼がマジメに演じていても何だか笑いがこみ上げる。あの独特の風貌、何だか情ないような下がり眉の…

空想論と空洞化

つい最近僕は別ブログでAS新聞の欺瞞性について書いた。彼らは日本が共産国家にならなくて残念がっている新聞であり、彼らが唱える「人権」「護憲」「平和」は偏っており、現実を直視しない理想論・空想論で、まるで社民党・共産党のようだと書いた。また先日…

鬼が逝く

昨日か?初代若乃花が逝った。彼は昔「土俵の鬼」と言われた。82歳で腎臓癌?だったという。あの小さな細い体で豪腕・怪力だった。僕の小さい頃栃若時代を作った。彼らの後が柏鳳?時代である。人柄も朴訥でまじめだがユーモアがあった。栃錦が上手い地味な…

戦死者4400人

アメリカがイラクから撤退を始めた。今までのイラクでのアメリカ軍の戦死者は4400人だそうだ。しかしイラクはいまだ安定していない。先週でさえ20件ものテロ事件が起こり、今までの戦争でのイラク市民の犠牲者は10万人を越えると言われている。その中にはア…