2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

お釈迦様の話―5

お釈迦様の話を始めると途中で止まらなくなる。困ったもんだ。それだけブッダとその周辺の話は興味深い、というか悲劇的かつ激動的だ。何しろブッダの現状認識は簡単に言えば“この世は「苦」”だ。だから仏教教団の中では目をむくような悲惨な経験をしたもの…

グローバル

この頃は朝早くに目が覚める。5時とか6時とか。僕もとうとう老人性早起き症か?でも原因はハッキリしている。腎臓病の悪化で、この頃とにかく疲れるので良く眠る。夜の10時にはもう眠くなる。昼も自分の部屋で薄いジュータンの上でよく眠る。だからヒョット…

お釈迦様の話―4

お釈迦様には色々な呼び方がある。ブッダ(仏陀)は勿論正覚者という意味である。釈迦牟尼世尊は釈迦族の尊いお方というニュアンスか?釈尊はその省略形。如来は仏と同じである。その下の地位に菩薩がある。原始仏教ではある程度の悟りを開いた僧侶は阿羅漢と…

異形の人達

6月の初め僕は「異形の大国」という記事を書いた。櫻井よしこの本のタイトルである。そこで共産中国の過酷で異形な姿を書いたと思うが、昨夕報道番組を見ていたら、この異形の大国の異形の人達の取材番組が流されていた。以前にも何回か同じような報道があっ…

囲碁ガール

今朝の小倉の番組で「囲碁ガール」の話をしていた。近頃若い女性の囲碁ブームだという。確かに囲碁は単なるゲームというより、知的で戦略的で、嵌ると男女を問わないだろう。囲碁の話は源氏物語や枕草子にも出てくるから、昔から“女もすなる”ゲームだったの…

お釈迦様の話―3

釈迦が悟りを開いたのは、ネーランジャラー河のほとりの菩提樹の下、12月8日の事だった。ちなみに釈迦が生まれたのは4月8日(花まつり)、涅槃に入られたのは2月15日。この3日は三仏忌と言われ寺では法要が行われる。釈迦はそれまでの過酷で無意味な苦行を止…

ヤマトトトビモモソヒメ

近頃ナイトキャップ代わりに黒岩重吾の古代史の本をパラパラめくっている。例えば「古代史の迷路を歩く」とか「謎の古代女性たち」など、話は結構ややこしいので途中で眠くなる。僕にとってはちょうど良い寝物語だ。何故ややこしいかというと、この頃の史実…

お釈迦様の話―2

お釈迦様の本名はゴータマ・シッダールタ、悟ってからはブッダ(正覚者、真実を悟った者)と呼ばれた。だからお釈迦様とはサキャ族出身の聖者という意味である。しかし少し前まで釈迦は伝説の人だと思われていた。だが1898年ネパールの南境のピプラーバーで…

94%

イタリアで国民投票をやった。原発の新設計画について。そして94%が反対した。さすがイタリア人、本当に人間らしい反応だ。あの奇っ怪なベルルスコーニがすぐコメントを出した。「原発よサヨウナラ!」と言わなければならないと。だから彼らは健康的で人間的…

お釈迦様の話―1

ここ数ヶ月ポツポツ読んでいた増谷文雄の「仏陀―その生涯と思想」をやっと読み終わった。でもこの本も伝記ではなく、釈迦の説話を元にその生涯を追ったものである。僕らが小さい頃に寺などで聞いた仏伝は、簡単に言うと釈迦を偉大に見せるための神話的な表現…

キンシバイ

この頃は色づいたアジサイが美しい。今はまだ赤紫だ。サツキはもう枯れてきて、キンシバイがやっと咲き出した。この大振りで鮮やかな黄色い花は見るからにハデハデしい。でもこの時期を飾る鮮やかな豊穣だ。女房が道端のキンシバイを一枝折って家の花瓶にさ…

海外の悪評

僕のマイナーなポータル?で時々「gooニュース」を書く女性がいる。オックスフォードを出て国際的に活躍するジャーナリストだ。彼女が今回の「菅降ろし」で、海外メディアの反応を紹介していた。簡単に言うと日本の被災地の人達の反応と同じである。“こんな…

異形の大国、そして偉業の大国

つい最近やっと櫻井よしこの「異形の大国・中国」を読み終えた。これは数年前までの週刊新潮の連載記事をまとめたものである。だから少し古いし、まだ尖閣トラブルが発生する前のものである。櫻井もしつこく毎回同じようなテーマで中国の悪口を書くので、読…

上げ底ブッダ

菅は退陣を表明したんだから、第2次補正予算を提出したら潔く辞めろ。しかも若手に譲って。もう鳩山・小沢・菅の年寄りトリオは引き下がれ。それが日本のためにもなる。鳩山もチャランポランで趣味の政治活動か?自分が作った政党などと言うのはおこがましい…

ブーイングの嵐

今日は内閣不信任案が心配で出かけられなかった。菅が何をやったんだ?何故菅ならダメなのか?何故菅を変えなければならないんだ?あのさかしらな谷垣がいいのか?得体の知れない鵺のような小沢がいいのか?ただ採決前の民主党代議士会で?菅が退陣表明した…

自律神経トレーニング

NHKの朝ドラのあとの番組で、いつもぬかみそ臭い、言い方が悪ければドメスティックな番組をやっている。だからいつもは見ないんだけれど、今日は自律神経に関する番組だったのでつい見てしまった。30代前半の頃僕は自立神経失調症でひどい目にあった。どんな…