2011-01-01から1年間の記事一覧

総集編ウィーク

今週のNHKは総集編が例年より?多かった。NHKも随分いいソフトが貯まってきたようだ。朝ドラや大河ドラマの総集編が始終流れていた。ここ数年は朝ドラが面白かった。「ゲゲゲ」や「おひさま」や「カーネーション」など、「カーネーション」は年内でやっとあ…

2011年を回顧

12月も既に28日、多分今日は御用納めの日だ。でもここ数年働いていないのでサラリーマンの日常感覚はない。僕ももう2年経つと70歳だ。今年は散歩と読書と腎臓病の心配で一年が過ぎた。何と情けない事と言おうか、当然の事と言おうか…?でもそんな状況の中で…

バルチック艦隊壊滅

「坂の上の雲」最終回、日本海海戦を見た。やはり中々良く出来ている映像である。でもあれがやはりテレビドラマの限界か?やはりスケールと火力にやや欠ける。あの戦いで最も特徴的な事は、日本で使っていた砲弾の下瀬火薬である。ロシアの砲弾は当たっても…

暮れの夜逃げ

今朝の「カーネーション」で奈津の料亭が破産、夜逃げした。大昔なので(昭和19年)破産手続きなどはしなかっただろう。ある日の昼か夜?奈津と母親が吉田屋から消えた。その前に糸子に料亭を一万円で買ってくれと話が来た。勿論糸子にそんなお金はない。奈…

人情の機微、濃密さ…

昨日はとんでもないニュースで日本中が沸きかえった。いや、沸いたのはマスコミだけか?キム・ジョンイルが突然死に、北朝鮮の街角は例の泣き男、泣き女で溢れた。多分これは組織的且つ習慣的なものだろうが、日本人にとってはやや唐突、意外な習慣である。…

奉天会戦

「坂の上の雲」昨日の第3回目は陸軍の奉天会戦が中心の話であった。日本はまだ維新後半世紀もたっていない明治37年の頃。広大寒冷な満州の野でこの大会戦は行われた。ロシア軍32万、日本軍25万、合計57万の大部隊が100キロに渡って展開した大会戦であった。…

カエサルが書きたくて…

今朝はNHK-BSで塩野七生のロングインタビュー番組が放映された。彼女ももう相当いい年だと思うが、舌鋒は鋭く老いを感じさせない。つい最近も「十字軍物語」を書き終えたばかりらしい。でも彼女は以前に聖ヨハネ騎士団の事を確か3部作で書いている。何れも激…

快 眠

昨日は久しぶりに快眠できた。近頃は寝ていて呼吸が苦しくなる。多分腎臓の数値の悪化が関係しているんだろう。そういう時はこのまま死んでしまうかも知れないと思う時もある。あるいは暗い夢の中に、腐れ縁の男や以前出入り禁止にした男が現れ、僕を暗闇に…

杓子定規

昨日の「坂の上の雲」は“203高地攻略”であった。乃木・伊地知の馬鹿コンビが第3回の総攻撃、いわゆる“白襷隊”を全滅させた後の話である。この後は司馬の小説の記憶を追って書くので、不正確かも知れないがご容赦願いたい。でも司馬の趣旨は伝えられると思う……

“押し買い”

近頃“押し買い”が流行っているようだ。過去“押し売り”は良く聞くが、“押し買い”はあまり聞いた事がなかった。日本も段々嫌な国になって来たようだ。被害者は独り者の高齢者かアルツハイマー病の人が多いという。陰険と言おうか、社会がすさんで来たと言おう…

ベイスターズは期待薄?

12月に入り“横浜DeNAベイスターズ”のプロ野球参入が正式に決定した。もしDeNAがオーナー企業としてTBSより安定し、面白い野球をやってくれるのであれば、横浜市民として多少の期待感は持てる。何しろ地元球団が強く、いつも勝つのであれば、横浜市民は大いに…

目の据わった高橋英樹

昨日待望の「坂の上の雲・第3部」が始まった。とにかくテレビドラマとしては物凄いスケールだし、おまけに日本の俳優陣総出演という位の豪華配役陣。さすがNHKと言うべきか?戦闘場面も金をかけており、何と贅沢なドラマを見せて貰った。元々原作が国民的作家…

原発離れ、東電離れ

昨日12月2日、城南信用金庫は電力供給契約を来年1月から、東京電力からエネット(東京都・港区)切り替えると発表した。この会社は昔から面白い金融商品を発売するなど、信用金庫といってもアイデアのあるいい企業だった。彼らは今年4月から「原発に頼らない…

皮膚感覚・庶民感覚

大阪市民は今回の選挙で賢い選択をした。でもそうでない人には二通りある。一つは今までの体制の中で利権、利益を得ていた人達。もう一つは古くからの日本人の雛形、体制順応型。“お上の言う事には逆らわない人達”だ。だから日本の政治家や役人達にとっては…

汚辱都市の蠢動

大阪維新の会が圧勝した。しかし大阪市民の45%は平松に投票している(途中の集計だが…)。つまりかなり多くの守旧勢力もいる事になる。そりゃあそうだ。今までに古い既得権に胡坐をかいてきた守旧勢力にとっては、橋下が市長になる事はその特権が脅かされる…

雷龍の国

ブータン王国はドゥク・ユル、「雷龍の地」という意味の国だ。だから国旗にも可愛い雷龍が踊っている。この龍は国民と王家のシンボルであり、「心の優しさと広さ」を示す王家の象徴でもある。今回も來日した若いワンチュク国王は、日本の子供達に「龍は人の…

500兆円、ドヒャ〜ッ!

今朝の関口の「サンデーモーニング」で、今後10年間の復興予算21兆円の後に、原発事故の汚染土壌の除去、浄化予算が500兆円ではないかという数字が出て来た。汚染土壌の除去の面積が広範囲にわたり、それを積算していくとこの数字になるという。僕らの想像の…

トウ家のキボウ(何のこっちゃ?)

近頃本棚の宮城谷を取り出してはパラパラ読んでいる。彼の中国古代の小説は面白い。読み出すと止まらなくなり、次々と闇雲に読み出すようになる。しかし中国古代小説の作家であるから、彼は史記や呂氏春秋だけではなく、僕には何の事か良く分からない金文?…

姑息な国、卑劣な国

僕はサッカーがあまり好きではないので、昨日の北朝鮮戦は見なかった。でもニュース映像は度々流れた。何だあれはッ!あれでもスポーツなのか?何だか喧嘩腰のサッカーだ。北朝鮮はイエローカード7枚、内1枚はレッドカード。とにかくラフでアンフェアだった…

本末転倒

近頃は全てにおいてこんな事が多い。物事の基本が忘れられ、現象面や利害関係だけで物事が動いていく。それもいわゆる社会の上層部で。この頃毎日ニュースショーに格好の話題を提供しているのは、ジャイアンツの内部スキャンダル問題。例の清武の爆弾発言?…

ギムテキニ・フロスキー

昔は、小さい頃は風呂が嫌いだった。確か一週間に一回入ればいいほうだった。多分冬の小樽は寒く、風呂に入るまでの寒冷が身に凍みて風呂嫌いになったのだろう。あの凍る冬場に、風呂に入るまでの冷たさ!今考えてもゾッとする。それと心臓も弱かったので?…

再び基本課題

今朝もNHKでTPP問題をやっていた。今日はややこしい事に同じ東大教授同士が賛成、反対の逆の立場で登場。お互いの話はあまり咬み合わない上、司会の女キャスターが途中でピンボケの視聴者の意見を入れるので、益々何を言っているのか分からなくなる。“ニュー…

日本の基本的な課題

昨日大阪市長候補二人の公開討論会が?開かれた。橋下の主張は明快である。今時の日本人には珍しい合理的、社会的な思考をする人だ。対して平松は細かい事をゴチャゴチャ言うが、基本的な論点がズレている。要するにこの問題は日本が抱えている役所、行政の…

沈着冷静なウッドフォード

テレビで見ていても、オリンパスの元社長マイケル・ウッドフォードは沈着冷静である。さすがイギリス人、アメリカ人の派手なパフォーマンスとはやや違う対応を取る。それと彼はオリンパスのヨーロッパで?長年勤めた実績のあるマネジメントである。だからポ…

閉塞前線

この頃のニュースは暗い。日本もそして世界も。世界は明らかに閉塞状況にある。こういう時代は要注意だ。この閉塞状況を破る為、世界の何処かでとんでもない動きが起こるものだ。昔のナチス台頭の時もそうだった。こういう時人間は簡単に理性を失い、野心家…

パパンドレウの賭け

EUやフランス、ドイツを震撼させたギリシャの危機は一応回避された。首相のパパンドレウが結構危険な賭けに出た。国民投票を言い出し、さらには議会の信任決議に持ち込んだ。随分ハラハラする手を使うもんだ。でもどうしょうもないギリシャ国民と議会を黙ら…

TPPオバケ

近頃TPPオバケという言葉が世の中を駆け回る。“TPPに参加すれば日本農業は壊滅する”という脅迫言語が日本中を駆け回る。でもこの反対する主な人達は何だか古色蒼然とした人達だ。というか組織・団体だ。自民党とかJA農協とか、勿論農水省も大反対だ。でも見…

隔世遺伝

NHKの朝ドラ「カーネーション」が面白い。大阪のドラマはいつもガサツだけれど、今回も出だしから騒がしい。これはコシノ家の実話なんだそうだけれど、とにかく大阪の、岸和田の庶民のエネルギーを感じさせるドラマだ。この中で主人公の父親役小林薫の評判が…

未来詩人

昨日の夜NHK・BSで?「宮沢賢治音楽会」をやっていた。僕も女房も賢治は好きなので興味深く見ていた。でもその内女房が文句を言い出した。「どうしてこんなに暗い曲ばかりなの?」……確かにそうだ。出て来る曲は皆暗いし、話自体も暗い。今大震災の被災地では…

お蕎麦屋日記?

コウキュウ日記と言おうか、お蕎麦屋日記と言おうか?冗談はともかく昨日「更級日記」を読み終えた。作者は菅原孝標女(次女)であり、孝標は菅原道真の5世孫である。という事は当時の中級貴族であるが、菅原道真が問題の人であったので、この家系は多分朝廷…