遥かなるアトランティス

数日前のテレビで、イギリス沖数百メートルの海底で、石灰岩の?構築物が見つかり、伝説のアトランティスの遺跡ではないかとのニュースが流された。そしてアトランティスに関しては、古代ギリシアプラトンの?著作にも出てくると語られた。何ともロマンチックな話だ。アトランティスは今までにも色々なところで語られているから、その存在は事実かも知れない。火のない所に煙は立たない…。

でもそれははるかな昔の話である。6000年前?だったっけ。この大陸では既に高度な文明が発達し、多分周辺の原始の黎明からは抜け出している状況だったらしい。でもどうしてこの地域だけが抜きんでて高度に発達したのか?しかもある時瞬時に水没してしまうのか?何とも謎とロマンに満ちた大陸だ。

地球は長い目で見れば大陸が一つになったり分離したりしているらしい。僕らにもパンゲア大陸ゴンドワナ大陸の名はなじみ深い。悠久の歴史の中では、ユーラシアやアフリカやアメリカが着いたり離れたりしている。オーストラリアもインド、南極も同様だ。何とも壮大で不可思議な話だ。

シャーリー・マクレーンのアウト・オン・ア・リムの中でも、彼女の不倫相手、多分カナダのトルドー首相との不倫関係は、アトランティスの時代からだと霊媒により告げられる。その時もやはり二人は不倫関係だったという。だから人間は生まれ変わっても、どうも同じ運命を繰り返すようだ。という事は、僕が生まれ変わってもまた今の愚愛妻が目の前に現れるのか?それが果たしていい事か悪い事か?大体僕は今度はいつ生まれ変わるのか?100年後か1000年後か、それとも今回限りでチャンチャンなのか?でも果たしてその時地球はまだ存在しているのか?


などと考えていてもしようがない。どうせまた市井の民、一凡人として生まれてくるのに違いない。そしてまた処世に悪戦苦闘する…。そして地球70億の民、人類はこれからも悪戦苦闘の人生を送るに違いない。それが地球最強の生物人類の歴史だもの。でも何だか変な話になってしまったようなので、今日はここまでにしよう…。

穏やかなGW…

今年のGWは天気も良く、何事も起こらない穏やかなGWだった。と言っても僕はGWは関係なく、とにかく火・木・土は透析通いで、僕にとっては年中MW(メディカル・ウイーク?)だ。でもこれも今まで好き勝手をやってきたツケが回ってきただけで、自分としては自業自得と腹をくくるよりしようがない…。

それはともかく昨日はGWにふさわしい楽しいショーを見せてもらった。TVで大々的に報道された国民栄誉賞の映像である。それも役者が凄かった。天然の長嶋と優等生の松井である。二人揃って表彰されたのが、抜群の演出効果を生んでいる。

長嶋は相変わらず楽しい天然で、松井はそれを見守るような優しさを見せる。顔のゴツさとは違い、彼は本当にお利口さんでやさしい。この二人は本当の親子のようで微笑ましかった。天然の親父を見守る賢い息子…。でも長嶋はずっと片手をポケットに入れ、やや奇異な感じがする。でももう77歳だ。どこか悪い所があって当然だ。

でも彼はちゃんとスピーチをしたし、片手でバットを振り回した。やはり長嶋は長嶋だ。だから昨日は久しぶりに昔の明るい日本を見たような気がした。僕の小さい頃にいかに王・長嶋が日本を明るくし、元気づけたことか!あの頃のプロ野球は本当に国民スポーツだった。国全体が王・長嶋の活躍に沸き立っていた…。


これから多分あんなスーパースターは出て来ないだろう。天然で天才。日本の復興期を盛り上げた天からの?贈り物。昨日の映像を見て日本中のオジサンたちが元気づけられた事だろう。ヨシッ!俺たちももう少し頑張るぞッ!昨日はそういう意味で日本にとって明るいいい一日だった。

親父とゴルフ

この頃老化に伴い見る夢が段々つまらなくなってきた。以前のように空を飛んだり、危険な冒険をしたりというようなダイナミックな夢はトンと見なくなった。夢も身体能力と連動するのだろうか?この頃はどうも昔を、子供の頃を思い出させるような、懐かしい夢を見るようだ。

今日は夜中に目をさまし、時計を見ると午前3時半だった。それと部屋の中にどうも誰かいるようだった。寝室の隣のリビングの壁際にどうも誰かがいる雰囲気がする。目を凝らして見ても何も見えないが、でも誰かの存在をヒシヒシと感じた。こんな夜中に一体誰だろう?多分この強い感覚が僕の眠りを覚ましたのだろう。

そのあとまた眠りについたが、今度は単純な夢を見た。海沿いの新しいゴルフ場で、僕の親父がプレイしている。親父はどうもこのゴルフ場の会員になったらしい。僕はまだ子供でゴルフ場の周辺で遊んでいる。そして海辺に出て寄せる波をじっと見たりしている。

このゴルフ場はサントリーが開いたもので、オープンの記念イベントをやっている。でも何でサントリーなんだろう?サントリーは数十年前戸塚にゴルフ場を開いている。その後テニスコートも隣接させた。ネーミングもまさにサントリー・テニスガーデンだった。僕の勤めていた会社が会員になったので、僕も何度かそこに行った…。

でも何で今更ゴルフなんだろう?親父はゴルフなんかやらないし、というか戦後の北海道でゴルフをやる奴なんかいなかった。それよりも皆食べるのに必死だった。でもその後も僕はゴルフはどうも性に合わなくて、テニスばかりやっていた。でも今はスポーツは何もやらない。だからこの頃はただひたすら歩くことを心掛けている。人間歩けなくなったらもうおしまいだと思うからだ。


でもどうしてゴルフの夢なんか見るんだろう?しかも親父が出てきて…。一見普通の夢のようだが、良く考えると相当荒唐無稽だ。普通親父が出てくる夢は結構緊急性が高くて、何かの警告だったり、注意事項だったりする。でも今朝の夢は親父がのんびりゴルフをやっている。一体何なんだ?近頃僕も相当ボケてきたので、見る夢も荒唐無稽になってきたのだろうか…?

ジリジリ待つ春

今年の冬は長い。まだかまだかと待っていても中々春にならない。もう3月なのにまだまだ寒い。いい加減にジリジリしてくるヨ。そして僕の老化だけは確実に進んでいるようだ。少し前まではユックリ走れたのに、近頃では走る気もしない。でもそれは単に気持ちの問題か?夢では相変わらずテニスの夢を見る。それも近頃では自分の技術的な夢を見る。こう打つともっと強い球が打てるとか…?

でもスポーツ界はもう春だ。WBCも始まった。今年の日本は弱いのではないか?山本浩二の顔も何だか目が泳いでいる。昨日もやっと中国に勝った。今日のキューバ戦はどうなる事やら?大体阿部?程度が日本の4番、キャプテンなのが情けない。野球界ももう巨人の時代ではないだろう…。この人事にも例の死に損ないの爺さんが係わっているのだろうか?そうであれば余計情けない。

それと例の殺人事件。ガキ二人が遊ぶ金が足りなくなり若い女性を刺し殺す。何と短絡的な事か?殺された女性はまだ22歳。青春・人生これからという大事な時に、簡単に、不条理に命を奪われる。殺される方はたまったもんではない。こんなガキどもはすぐに死刑にした方がいい。騒がれるとうるさいので殺してしまっただとッ!小金が欲しくて簡単に人を殺す。日本も何とも物騒で嫌な国になったもんだ。

考えてみると僕だって危ない。一人でトコトコ歩いているといつ襲われるか分からない。でもバカバカしくてそんな事に気を使いたくない。僕を襲ったってお金なんかないゾ。それともう年なので命もそんなに惜しくない。ましてや人工透析なんで、今やボロボロでヨレヨレのボケ老人だ。と考えてみると結構長〜く生きたものか?と言ってもまだ70前だから、現代では下手をすると後10年は確実に生きそうだ。


ヤレヤレあと10年経って80になっても、まだブログでブチブチ呟いているんだろうか?そして相変わらず街や野山をトコトコ歩いているんだろうか?相変わらず自分をボケ老人と称して…?でもその頃には我が愚愛妻はまだ生きているんだろうか?それを考えると何だか恐ろしい。だからあんまり、何も?考えないようにしよう…。

何が起こるか分からないなァ…

近頃不条理な殺人事件が続いている。突然ある男がヤケになり、回りの無関係な人たちを殺しまくる。死んだ人こそいい面の皮だ。突然襲ってくる不条理な死、殺される方はたまったもんではない。何だか嫌な、変な世の中になってきたなァと思ったら、昨日は隕石が地表に落ちて来て、1000人を超す人達が怪我をした。

隕石の落下はテレビ画面に克明に捉えられていて、光り輝く隕石が画面を横切り、突然爆発する。その衝撃波で建物のガラスが一斉に割れる。それで1000人以上の人が怪我をした。我々の平穏な生活に突然予想もされなかった天体異変が起こる。だから近頃一体突然何が起こるか分からない。この事件は、一寸先が未明、闇である事を我々に宇宙規模で知らせてくれた。今の技術では数メートル、数十メートルの隕石の落下は予想できない?それに昨日は落ちないまでも小惑星が地球のそばを駆け抜けた。考えてみれば我々は宇宙的に常に危険にさらされているようだ…。

こんなことが続くと不条理な殺人事件とともに、地球が何だか少しおかしくなって来ているんではないかと危ぶんでしまう。そして我々の隣の北の国も何だか危ない。敢えてありもしない危機をわざわざ造り出しているようにしか見えない。だからこの地球が段々不条理な空間になって来るんではないかと心配してしまう。これからしばらくは、社会に一体何が起こるのか?地球に一体何が起こるのか?注意深く見守る必要がありそうだ…。

スケープゴート?

近頃尖閣を巡って中国がキナ臭い。日本艦艇にレーダー照射をしておいて、中国の女報道官はシャーシャーと、それは日本のデッチ上げだと公式報道をする。共産中国は嘘つきで卑怯で嫌な国だ。その内ミサイルを発射し日本艦艇を撃沈しておいて、それは機械の誤作動だと言うかも知れない。何と恐ろしい事だ。そんなわずかなキッカケ、トラブルがアメリカを巻き込んだ大戦争に発展する可能性もある。だから知性のない共産中国、共産軍は嫌だ。彼らは戦いたくてウズウズしている。

でももしそんな戦闘、紛争が起これば、それはアメリカ対中国の大戦争になるかも知れない。そうなると知性のない共産中国は核の使用も辞さないだろう。そうなれば第三次世界大戦になるかも知れない。地球や人類は取り返しのつかない大きな損傷を受ける…。歴史的にも大戦の勃発はホンの小さなトラブルから発生している。たかが小さな島一つが大戦のキッカケにもなる。何と恐ろしい事だ…。

だから日本の今の外交は非常に難しい状況を呈している。でも日本政府の対応は今の所冷静だ。中国の恫喝に恐れず、言うべき事はちゃんと言っている。日本も安倍政権になっていて本当に良かった。これが民主党政権だとどうなるか分からなかった。多分この問題については、日本は国連に持ち込むべきだが、上手くいくかどうかは分からない。中国は国連の常任理事国で拒否権を持っている。

近頃の中国は国内的にも不安な要素を抱えている。国内のいびつな発展が国民の不満を呼び、国内騒乱の危険を抱えている。というか一部現実化している。それを回避するためには、国民の眼を海外にそらさねばならない。という事で今や日本が標的にされている?日本にとって同盟国アメリカは本当に頼りになるのか?中国・アメリカが密約を結び、日本がスケープゴートにされる危険性はないのか?だからこれは日本にとって非常に嫌な状況である。

そしてこの状況が回避されても、中国国内の不安な状況は継続する。大国中国は何と厄介な国だ。考えてみれば中国は昔から難しい国だった。常に北からの脅威にさらされ、異民族に征服された事も多い。というより中国は現在も広大で多民族国家だ。だから国内を一つにまとめる事も非常に難しい。そして今はさらに国境を越えて周辺海域に膨張しようとしている。


でも日本はその大国中国に寄り添うように配置されている。何という歴史的、地理的に皮肉で不安定な状況か?でもそれは日本の持つ宿命だ。この問題は今後も日本の重要な外交課題であり続ける。我々は何と難しい隣人を持ったものか…?

素直な男

今朝の朝ドラを見ていたらマコトの親父、武田鉄也?がアッサリ死んでしまった。大体このドラマは何かおかしい。と言うか近頃のNHKは何だかおかしい。視聴率のせいか、話題性のせいか何だかドラマに無理がある。朝ドラならもっと普通の人間を描いてほしい。無理に目立たせようとしてNHKは奇をてらっているのではないか?だからストーリーにも何だか無理がある。

それを見終わると今度は佐藤浩一?が出て来た。彼は近頃車のCMに出ているのでよく見かける。それとドラマにも出ているようだ。こんな上司が欲しいとか?何だか良く分からない番組CMが流れていた。確かに近頃の佐藤浩一は渋い。彼を最初に見たのは井上靖敦煌の時である。もう30年も前のことか?主人公の趙行徳を演じていた。確かにスケールは大きいがちょっとナマズ顔であった。彼は年を取って渋くなった。ナイスミドルと言おうか、男の魅力が出てきている。

番組の中で中井貴一も出てきて佐藤浩一評をやる。彼らは同世代で、しかも父が有名俳優である。つまり二世俳優どうしだ。でも中井はちょっと皮肉っぽく剽軽な所があり、僕は佐藤浩一の渋さ、静かさが好きである。中井は利口で軽妙であるが、佐藤は物言わぬ顔が素敵である。でも番組を見ていたら、佐藤浩一は物凄く素直である。あの渋さ、静かさは本物であった。人間素直に育つとああいう顔になるんだ…。


だから多分佐藤は今後日本的な大役?が出来るだろう。例えば日本の大政治家とか、大企業創業者とか、大冒険家とか。そして市井の平凡な男も演じられるだろう。それだけ彼の俳優としての器は大きそうだ。それにしても敦煌に出て来たウィグルのツルピアをやった中川安奈?はその後どうしたのだろう?物凄い美人俳優だった。ちょっと太目だったけれど…。