「スノーマゲドン」

今朝ABCニュースを見ていたら「スノーマゲドン」という言葉が出てきた。これは「ハルマゲドン=世界の終末」からのモジリで、「破滅的な大雪」の事を言うらしい。勿論これは聖書からの引用だ。この他に「ダビデゴリアテ」や「ヘラクレス」という言葉も出てきた。聖書やギリシア神話の総動員である。アメリカ東部の大雪はそれほどひどいらしい。「アゲイン」と有るからまた降ったんだろう。ニューヨークではエンパイアステートビル1000杯分以上と言っていた。そしてシカゴやボストンでも…。

これだけ痛めつけられても、これだけの異常気象が起きても、ニュースの中で決して「二酸化炭素の出し過ぎ」という言葉は一言も出てこない。逆に彼らは「温暖化なんか起きていない」と言うかもしれない。とにかくアングロサクソンは反省のない人種・人達だ。今ヨーロッパも南米も異常気象に襲われているのに、オーストラリアではとんでもない未曾有の大洪水が起きているのに…。それどころかCO2排出を逆手に取り、排出権ビジネスさえ立ち上げる人達だ。(このやり方は間違っていると思うけど…)大昔から欧米人達は自然と共存するのではなく、自然と戦い自然を征服するという感覚なのかもしれない。だから神もノアの大洪水を起こさざるを得なかった。彼らは反省のないどうしようもない人種・人達だ。

でも日本も今年は豪雪に見舞われている。これは世界的な気候・気象変動だ。ただ寒さは衣料、暖房で何とか対処できるが、夏の高温化は対応が難しい。昨年も世界で驚くほどの人達が死んだ。日本でもお年寄り中心に死者が激増した。だから今年の夏が思いやられる。今までの居住圏で50℃や60℃になったら、もう人間は機械の助けなしには暮せない。僕も昨年の夏は辛くいっそ北海道に逃げようかと思った位だ。とにかく今年は「スノーマゲドン」だ。この時期を過ぎてみれば、また膨大な死亡数が出てくるんだろう。でも彼らは多分ちっとも反省しないだろう。神も呆れてソロソロ本物の「ハルマゲドン」を用意するかもしれない。


でもこれは国や人種を選ばない。海は一衣帯水だし、空にも国境はない。だから世界、地球皆でこの大災害を甘受しなければならない。隣の大国も近頃狂っているし…。果たして人類はこの非常事態を切り抜けられるのか?それともまっしぐらに「ハルマゲドン」に突き進むのか?とにかくヤレヤレでハレルヤの今日この頃…。


※昨年の世界の自然災害死亡数:国連機関発表、20年来最悪か?→発生自然災害数373件、経済損失約9兆円、被災者2億人以上、死亡数約30万人(その内ハイチのみで22万人)。373件の内182件が水害。今年も既にオーストラリア、ブラジル、スリランカで水害が発生中…。