猫の宅急便

突然ですが皆様はご存じでしようか?クロネコヤマトの宅急便の出自を…?あれは昔魔女の宅急便の魔女が、ある日突然悪性のインフルエンザにかかり、アッという間にあの世に旅立ってしまった事から始まった。残されたクロネコは(キキだったっけ?)困った。注文は来るは、飯も食わねばならないは、コネコを育てなければならないは…。幸い魔女のホウキが残っていたので、キキはそれを使って宅急便の仕事を続けた。そのけなげな姿を度々見ていた山本さん(だったよナ?)というオジサンが、その姿にヒントを得てクロネコヤマトの宅急便を始めたと…。

と見てきたような嘘を言ってもしようがないか?でも山本さんが宅急便を始めた話は業界では有名である。この仕事を始めるために当時の運輸省?と相当長期間、丁々発止の戦いをしたと。僕も大昔本社のある銀座で山本さんとあった事がある。随分物静かな紳士だったことを覚えている。その時の話で彼は若い頃結核を患ったとも話していた。むしろ青白き文学青年のような印象を受けた。彼の場合も実は日本の中央官庁の規制との戦いだった。さらに戦った官僚も、山本さんも東大出だった。つまり実はエリート同士の戦いだった…。


話が何だかつまらなくなったので、この辺で止めよう。本当は猫の宅急便で、もう少し童話チックな話を書きたかったのに、落としどころはリアルチックでつまらなくなってしまったようだ…。